毛ガニの食べ方 おすすめ/人気のレシピや調理方法は ?

毛ガニの食べ方 おすすめ/人気のレシピや調理方法は ?

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毛ガニの食べ方のおすすめ

毛ガニの食べ方のおすすめ/ボイル

 

毛ガニの食べ方

毛ガニの食べ方(茹でる)

ボイル毛蟹を買うのが無難

 

毛ガニを茹でて食べる場合は、はじめから「ボイル毛ガニ」を買うのが間違いないです。

 

活き毛ガニ

 

生の毛ガニや冷凍の毛ガニを茹でる場合は、注意事項がいくつかあります。

 

活き毛ガニ(まだ生きてる)は、生きたまま置いておくと泡と一緒に身を吐き出すと言われています。
そのため、入手したらなるべく早く茹でるのがいいでしょう。

 

  • まず、お湯だけを沸騰させ1リットルあたり45gの塩(かなり多い!)を入れます。
  • 毛ガニについている汚れやおがくずを水で流してキレイにします。
  • 毛ガニの足についている輪ゴムなどはそのまま外さないようにします。何もついていない場合は、足を輪ゴムで縛ります。

 

足を縛るのは、カニは危険を感じると足を切り離す習性があるため。暴れるのを防ぐためでもあります。
水洗いは念入りに。カニには、海水でのみ存在する腸炎ビブリオ菌が付着しやすく、洗いが雑だと食中毒になる可能性があるんですね。

 

  • 毛ガニを輪ゴムつきのまま、甲羅を下にして茹でます。
  • 茹で時間の目安は、300g~500gで15分ほど
  • 茹でたあと、5分ほど氷水につける

 

甲羅を下にして茹でる理由は、蟹味噌がなるべく流れないようにするためです。
私の経験上、めちゃめちゃ気をつけても毛ガニの味噌は流れやすいです。
参考)かにまみれの四大蟹食べ比べセットの評判(実際食べてみた記録)
毛ガニ味噌にお湯が入り込むと、ぜんぜん美味しくないんですよね…。

 

かならず沸騰させてから、カニを投入しましょう。
水の状態から投入すると、加熱不足で前述の腸炎ビブリオ菌が生き残る可能性もあります。
あと…生きているカニを水の状態から茹でると、大暴れします。その光景はトラウマものです。そりゃ暴れますよね。

 

なお、強めの塩で茹でる理由は、身の引き締め効果、ぬめりとりや殺菌という理由があります。「塩は薄いほうが美味しい」という意見もありますけど、塩分濃度はアレンジを加えないほうが無難です。

 

最後に氷水につけると、身が引き締まりますし、カラから身がポロッと取れやすくなり、食べやすいです。

毛ガニの食べ方 鍋編

毛ガニは鍋物に向かない

 

毛ガニは実入りが少ないので、鍋にはあまり向かないです。

 

ただし、とっても良いダシが出るので、豚肉でかさ増しして「カニ豚鍋」にすると美味しいです。

 

カニと豚肉って合うの?実は、カニのグルタミン酸と豚肉のイノシン酸という旨味が相乗効果で、とっても美味しくなるんですね。

 

しっかりダシの出た鍋のあとの雑炊が特に美味しいです。最初は、大丈夫なのかこの組み合わせ…って勇気がいりますけど、挑戦する価値はあります。
関連)絶品!毛蟹でカニすき鍋を楽しむ♪

毛ガニの食べ方(毛が痛い)

軍手とハサミ

 

毛ガニの特徴の毛、手で持って食べると痛いんですよね。

 

食べるときに痛い思いをしないためには、解体する段階で軍手とハサミを使って殻を割っておくしかないです。
軍手ではなく、ゴム手袋でも有効。

 

参考)a href="https://cookpad.com/recipe/1101847">痛いのはイヤ!毛ガニのむき方 by 漁師の嫁っこ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが373万品
参考)毛ガニの剥き方《上手に剥く方法》ふるさと産直村

 

毛ガニのさばき方の動画もありました。

 

 

いずれも、全然簡単じゃないんですよね。
簡単な裏技のようなものはないってことでしょうか。

毛ガニの食べ方のおすすめ/冷凍

毛ガニの食べ方のおすすめ/冷凍

毛ガニの食べ方(冷凍)

生の冷凍とボイルの冷凍

 

冷凍毛ガニは、「生の冷凍」と「ボイルの冷凍」があります。
半解凍にしたあと、以下の手順にで解体していきます。

  • 足を切り落とす
  • 甲羅の裏側の「ふんどし」(食べられない)を外す
  • エラ(食べられない)を外す
  • 足の殻をハサミで割っていく

ボイルの場合は、再度茹でるのは厳禁

 

冷凍ボイルガニを温めたい場合、お湯を沸騰させたあと火をとめ、足を外す前に甲羅を下にしてお湯につけて温める…という方法が、通販のカニの説明書には書いてあります。

 

しかし、関節の隙間からお湯が入るのか、私は毎回蟹味噌をダメにしちゃうんですよね。身にもお湯が入ってしまって、なんだか美味しくない感じになります。

 

何回か失敗した私の結論としては、ボイル毛がにはお湯に入れず、半解凍したら冬だろうが冷たいまま食べるのが一番美味い。と思いました。

 

どうしても温かいカニを食べたい!という場合は、カニ酢をレンジでチンして食べると良いかも。(でも、カニ酢もすぐに冷める・・)

毛ガニの解凍

毛ガニの解凍

 

冷凍毛ガニを解凍するには、常温で甲羅を下側にして解凍するのが良いです。
甲羅を下にするのは、蟹味噌が流れるのを防ぐため。

 

毛ガニは、蟹味噌が濃厚で旨いのですが、とにかくちょっとしたことですぐ流れるんですね。トロットロすぎて。

 

そして、完全に解凍するのではなく半解凍くらいにしておくのが良いです。
完全解凍すると、けっこうな量の水が出てくるんですよね。

 

解凍中に出た水を吸いとるために、カニの下にキッチンペーパーなどを敷いておきましょう。

毛ガニ(生)の食べ方

毛ガニ(生)の食べ方

 

鍋や味噌汁に入れたいとか、温かい茹で蟹にしたいという場合は、生の毛ガニが良いでしょう。

 

生きている「活き毛ガニ」は、頭部などを殴打してシメる必要はないです。
手足を輪ゴムで縛って、沸騰したお湯に入れると、おそらく足などの繊維が一瞬で茹だってしまうため、暴れることもできないみたいなんですよね。

 

解凍は、常温で半解凍。

 

刺し身で食べたいときは、「生食用」「刺身用」と書かれているカット済みのものを選びましょう。
冷凍の生毛ガニを解凍して刺し身で食べると…最悪、食中毒になる恐れがあります。

毛ガニの食べ方のおすすめ/蟹味噌

毛ガニの食べ方のおすすめ/蟹味噌

毛ガニの味噌の食べ方

毛ガニの味噌は、甲羅ごとオーブンで焼いて、カニの身を味噌につけて食べるというのがあります。

 

酒のツマミとして、味噌だけをちまちま食べるといいうのも良いですね。
毛ガニの蟹味噌は濃厚で、臭みも少ないんですね。

 

 

もう一つメジャーなのは、パスタのソースとして蟹味噌を使うというもの。

 

関連)濃厚クリーミー! カニみそトマトクリームパスタのレシピ動画・作り方 | DELISH KITCHEN

 

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