カニの生食用と加熱用の違い/ボイルや冷凍、刺し身のおすすめ

カニの生食用と加熱用の違い/ボイルや冷凍、刺し身のおすすめ

記事内に広告を含む場合があります。

カニの生食用と加熱用の違い

カニを刺し身で食べたい場合は、生食用のカニを買いましょう。

 

適当に冷凍のカニを買ってきて生で食べるとお腹を壊します。

 

生食用のカニ

生食用のカニは新鮮なまま販売されるため、加熱せずに、そのまま刺身として楽しむことができます。

 

ただし、生食用のカニは日持ちが短く、早めに食べましょう。鮮度が高いほど美味しさが際立ちます。鮮度の良いカニは、身がプリプリとしており、甘みや旨みが豊かです。

 

生食用のカニは、刺身や寿司の具材として人気があります。

 

ただし、生食用のカニは日持ちが短いです。基本は、冷蔵で販売されています。

 

一般的に、加熱用のカニと比べると値段はお高いですね。

 

加熱用のカニ

加熱用のカニは事前に加熱処理されていません。

 

また、冷凍されて長い期間保管されているケースが多いです。生食はできないと考えて良いでしょう。

 

茹でたり焼いたりして食べましょう。鍋や焼きガニにして食べると美味しいですね。

 

調理前には、冷凍カニをそのまま加熱すると臭みが出るので、いったん解凍するといいでしょう。

 

ただし、加熱用のカニの解凍は、半解凍くらいのレベルで。

 

実は、完全解凍しておくと海にいる細菌が原因の「腸炎ビブリオ」という食中毒になる可能性があります。

 

この最近は、温度が4度程度では増殖しませんが、冬の暖房をつけた室温…25度くらいになるといっきに増えるというんですね。

 

関連)トラウマ級…冷凍のカニを自然解凍で食中毒!|ザ!世界仰天ニュース|日本テレビ

 

また、一度完全解凍したカニを、再冷凍すると味が落ちるので避けたほうが良いでしょう。

 

加熱用のカニには「生のカニ」と「ボイル済のカニ」があって、鍋料理には生のカニを買う必要があります。

 

カニのボイルと生の違い

ズワイガニのボイルは水揚げ後にお湯で茹でられたものですが、生カニは熱処理されていません。

 

ボイルのカニもカニ鍋や、再度茹でて食べることもできますが「二度茹で」になるので、カニの身が硬くなります。

 

そのため、鍋用なら「生の冷凍カニ」を買うのがいいでしょう。

 

鍋にする際には、冷凍のまま鍋にドボンすると冷凍臭がするんですね。冷凍庫から冷蔵庫に移したり、冬の場合は室温で「半冷凍」になるまで解凍すると美味しく食べられます。

 

この冷凍臭って、人によってはあまり感じないみたいですが、「冷凍庫の霜を食べてるような」臭さです。凍らせた生臭さというか…。

 

冷凍→熱々の鍋にドボン→急激に熱されてカニの身の細胞が派手に壊れる→なんか変な味になる…のだと思います。