ガザミとカニの違い/ワタリガニという生物の特徴と知名度

ガザミとカニの違い/ワタリガニという生物の特徴と知名度

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ガザミとカニの違い

ガザミと

ガザミとカニの違い

 

ガザミはワタリガニとも呼ばれ、甲幅は15センチメートル以上です。

 

ズワイガニなどと比べると、甲羅が横に広いカニですね。

 

甲羅の背面は黄褐色で、後半部分や鉗脚、脚は青みがかっています。腹側は白色で毛や模様はありません。生の状態だとハッキリ言って、いまいち食欲をそそる感じではないんですね。ただ、熱を通すとパッと赤くなって、美味しそうになります。

 

甲羅は六角形で、前縁にギザギザのとげがあり、左右に大きなとげが突き出しています。鋏脚は頑丈でたくさんのとげがあり、はさむ力も強いです。

 

第5脚は遊泳脚と呼ばれ、ひらひらさせて海中を泳ぐことができます。鋏脚長節には4本のとげがあります。ガザミは、保護色を持ち、水玉模様があります。オスはメスより大きく、甲羅は保護色として敵や獲物の目をあざむく役割を果たします。甲羅の後半部分や鉗脚、脚が青みがかっているのは鮮やかな色彩が特徴的です。

 

ガザミは海中をすばやく泳ぐことができ、鋏脚は強力で、生体の扱いには注意が必要です。鋏脚で指を挟まれると大けがを負う可能性があるほど強力。ガザミはワタリガニ科に分類され、地域によってはイシガニとも呼ばれます。さらに、ガザミは食用としても人気があります。

 

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カザミの味噌汁

 

ガザミはズワイガニと比べて以下の点が美味しいと言われています。

 

  • ガザミの甲羅の肉や味噌は、絹のような繊細な筋肉の食感があります。
  • ガザミの旨味と甘みが凝縮されているため、脚の付け根の肉や味噌を楽しむことができます。

 

代表的な食べ方には以下のようなものがあります。

 

  • 蒸しガザミ: カザミを蒸して調理する方法で、簡単で美味しいです。蒸し器に甲羅を下にしてカザミを入れ、20分ほど蒸します。酢醤油でいただくと美味しいです。
  • カニ鍋: カザミを鍋料理にする方法です。野菜や他の具材と一緒に煮込んで食べます。
  • カニみそ: カザミの身や味噌を楽しむ方法です。特にカニの脚の付け根の肉や味噌は絹のような繊細な食感で、カニの旨味と甘みが凝縮されています。