花咲ガニの食べ方

花咲ガニの食べ方、まずは解体してみた

「あんな、魔界のカニみたいなのが美味しいのか?」

 

四大カニセットの一つ、花咲ガニを解体して食べるまでのレポートです。

かにまみれの四大カニセットをゲットした!

 

こいつが花咲ガニ。一匹まるごと「姿」の花咲ガニが、冷凍状態からスタート。
ボイル(ゆで)加工した花咲ガニを、冷凍したものです。
花咲ガニ

 

四大カニセットについてたから食べるけど、単体で食べる気は全くなかった花咲ガニ。

 

だけど、無駄に立派です。カッコよさなら、四大カニナンバーワンかも知れません。

 

まだ凍ってる花咲ガニをひっくり返して自然解凍

 

ひっくり返すのは、解凍されたときにカニミソが流れでてしまわないように、という意味あいがあります。
カニの甲羅はお皿状になてるので、甲羅を下にすると溶けたカニミソが、うまいこと甲羅に溜まるんですね。

 

裏返した花咲ガニ

 

冬(1月)の室温、5時間くらいで、だいたい解凍できました。
(完全解凍の一歩手前が美味しいらしいです)

 

解凍が終わったのがこちら。

 

解凍済みの花咲ガニ
▲解凍済みの花咲ガニ

 

わぁ…鮮やかな赤になりました。

 

霜がついた状態と比べると、パッと明るい感じになってます。

花咲ガニの食べ方 / 温ためる方法

完全解凍直前を冷たいまま食べるのが、本当は良いらしいのですが今は真冬。
花咲ガニを温かく食べたい!

 

かにまみれの解説書によると、

 

  • 大きな鍋に、いったんお湯を沸騰させる
  • 火を止める
  • 解凍のおわったカニを、熱湯に20分ほど入れて温める

 

だそうです。
(二度茹ですると、カニの旨味が溶け出してしまうので厳禁)

 

なお、足などをバラしてお湯に入れると、甲羅の中などにお湯が入り込んでしまうので、なるべく大きな鍋で一匹まるごと姿の状態で温めるのが良いです。

 

ここで大失敗を一つやらかしました。
カニの甲羅にお湯が入ってしまい、中のカニミソが完全に薄まってしまったのです。

 

振るとチャポチャポと音がする花咲ガニ。

 

しまった!!
カニミソが!!

 

あとで知りましたが、カニを温めるには「せいろで蒸す」のが良いのだそう。

 

セイロがない場合は、鍋の底に「蒸し台」を敷いて、底に少量の水と酒、塩を入れてフタをして蒸すのが正解。

 


▲蒸し台

花咲ガニの食べ方 / 捌き方

ゴム付き軍手が必需品です。

 

コイツの刺はすごいです。トゲの攻撃力がものすごい。
北海の荒波の中を生き残るための、「ワシを食うな、痛いで」的な生存戦略がかいま見えます。

 

用意するものは、最低限以下のものが必要。

 

  • キッチンバサミ
  • 軍手

 

達人は、キッチンバサミではなく包丁で解体するらしいですが、初心者はカニの殻が固くて手が滑ったりすると危険です。

 

実際に、解体してみると軍手なんか、かるがる貫通してきます。
軍手だけでは手折りないので、さらにタオルで抑えながら解体しました。ときどきブスリ、と花咲ガニが私の手を刺してきます。痛いです。

 

以下の手順で、花咲ガニを解体していきます。

 

  • 花咲ガニの足をはさみで切り離す
  • 花咲ガニのフンドシを外す
  • 花咲ガニのエラ(ガニ)を取り外す
  • 足の殻に縦に切れ目を入れて、食べやすいようにする

参考)花咲ガニの解体方法

 

解体の段階で、完全に身をこそげ取っておいた方が食べやすいのですが、見栄えの問題で足の殻を割るだけにとどめました。

 

普通の軍手じゃなくて、危険作業用のゴム付き軍手にするんだった。
(今は、コンビニでも置いてますね。ホームセンターに行けば、何種類もあると思います)

 

 

軍手とタオルを使って左手でカニを抑え、右手でキッチンバサミを使ってバキバキとカラを割っていきます。
「切る」じゃなくて「力づくで割る」という感じ。

 

カニミソ流出事件の悲しみを乗り越え、花咲ガニを温めた後、解体したのがこちら。
解体済みの花咲ガニ

 

カニミソは流れでてしまいましたが、花咲ガニのふんどし部分(腹のフタのようになっている箇所)に、大量のカニの卵(内子)が。甲羅の中にミッチリ詰まっていました。

花咲ガニの食べ方 / 味は、イタリアンテイストだった!

解体した花咲ガニをカニ酢でいただきました。
つゆの素+酢に砂糖と塩で味を整えた、インスタントカニ酢です。

 

さあ、トゲだらけの花咲ガニくん。どうせオマケでつけました的な二軍のカニだろう。期待してないけど、まあ、一応食べてやるよ。

 

…と。

 

花咲ガニは、トゲが痛くて食べにくい。なんだ生意気な。

 

味は…オマエ、なんかイタリアンな感じだな!という味。洋風テイストというか。
イタメシ屋のかに料理っぽい味がします。

 

カニ酢で食べてんのに。若干、甘みがある感じです。ちょっと栗っぽい。

 

悪くない、悪くないよ!っていうか、いいよ!今まで食べたことがない味です。

 

身は、「洋風のカニを食べている」という印象。

 

甲羅はホワイトソースとチーズを使って、甲羅焼きにすると美味しそう。
参考)チーズたっぷりカニの甲羅焼き byクックパッド

 

甲羅の中の大量の内子は、そのまま食べると味がないですが、カニ酢でいただくと、
口の中で、プチプチプチプチー!とはじける旨さ。
合うな、カニ酢。

 

ただ、本来の内子はカニミソの味がしみ込んで、濃厚な味わいなのだそうです。
今回は、流れだしてしまったのでわからず・・・。

 

内子は卵巣、外子は成熟した卵ということで、おつまみにするなら内子は塩漬けが、外子は醤油漬けが合うようです。
マヨネーズで和えるのもアリ。

 

ごめん、花咲。期待してないだなんて言って。キミは紛れもなく、1軍のカニだよ。
一軍

 

この激しすぎるトゲがなかったら、天敵から「あいつ食ったら美味いらしいぞ」って狙われまくるのかも知れません。

 

満足

 

これは、花咲ガニ単体で買うのもアリかも知れないな、と思いました。

 

今回、花咲ガニ含む四大カニ食べ比べセットを買ったショップはこちら。

かにまみれ 通販情報まとめ

花咲ガニの食べ方 / 花咲(はなさき)ガニって、どんな蟹?

花咲ガニの生息地はどこ?

花咲ガニは、北海道の根室、釧路地域だけで取れる珍しいカニ。「幻のカニ」と呼ばれています。

 

花咲ガニが穫れる水域

 

花咲ガニを扱っているのは、北海道の以下の5つの漁協のみです。

 

花咲ガニの旬っていつ?

今回、冷凍で食べたのですが、花咲ガニの旬っていつなんでしょうか?

 

例年4月1日〜7月15日が漁の解禁日になっています。

 

産卵は6〜7月ごろなので、内子がついた花咲ガニを食べたいなら、6月か7月ということになりますね。

 

夏が旬なので、夏ガニとも呼ばれるとか。

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